「ガテン系マスク」 ヘルメット用に・・・

TAKE-san

2019年09月05日 17:18

今思えば、もう20年以上前から「地球温暖化」が叫ばれ始め、アメリカは地球温暖化対策において自国の自動車産業を優先するために所謂京都議定書にサインをしなかったのを覚えています・・・。
それどころか、終いには脱退までしてしまい、大国としての責任を果たすどころか逃げてしまい、経済を優先し過ぎたことで今の地球規模の状態に至っています・・・。



それ以降年々異常気象だ異常気象だとどこでもかしこでも一つのあいさつ言葉のように使われてきましたが、いよいよついに私が感じるところこの3~4年前くらいから、気象状態が異常状態ではなくなり、異常性が、ある意味正常状態にでもなったかのような気象状態に突入しました。

もう異常なのではなく、異常なのが当たり前になって、それが通常気象になってしまうのです・・・。

もうこの先、「例年だと・・・」とか、「通年では・・・」なんて表現は間違いなく出来なくなることでしょう・・・。


地球が温暖化になっているのですから、当然雨が多くなり・・・、雨が多いというのは雨の日が多くなるのはもちろん、1回での雨量も同時に多くなるので今まさに発生しているゲリラ豪雨、台風、土砂崩れ、かん水、地盤沈下・・・、などなど水による被害がもっと拡大していくのだろうと想像されます・・・。

だからというわけではないのですが、以前から当社では、万一何らかの突発的な水難、水害による要請にも念のために備え、いつでも水の中に突入できるような、潜水も併せての体制と準備だけは常に整えています。


備えあれば患いなし!

ってとこでしょうか・・・。

当社には当社製品の「ガテン系マスク」というマスク製品があるのですが、元々どちらかというとガテン系業種の方にみられがちな、日に焼けた顔のデカいおじさん系にとってもよく似合う、機能優先の無骨なマスクを作っているんです・・・。

なので、フレームの横幅自体も他の製品のものよりもかなりワイドサイズの作りになっていて、合わせてシングルリップのシリコンサイズもおじさん型で作られているので程よくフィットして、本当・・・、「ガテン系マスク」とは我ながらぴったりのネーミングを付けたものだと感心している程です・・・。

そこに来てこの災害、水害、そしてガテン系マスク・・・。

災害現場には当然ヘルメットは必需品、当然ガテン系ダイバーの方も、日常現場作業でコンプライアンスなどの厳しい状況下に置かれている事でしょう・・・。

たまたま当社のヘルメットにガテン系マスク合わせて装着できないものかと合わせてみました・・・。

これがまたドンピャシャ!

受注する公共工事や作業潜水など、今は社会的にもコンプライアンスの重要性観点から、船上陸上においてはヘルメットと安全靴の着用は当たり前、ライフジャケットの着用義務も当然です。

まだ現段階では指摘、義務化されていませんが、ひょっとしたらこれからの公共工事の受注義務やコンプライアンスの中にも水中においての潜水作業でもヘルメットの着用が義務付けれられるかもしれません・・・。

災害現場、水中作業、保安庁さんにおいても当製品のガテン系マスク・・・、サイズ的にも、構造上でも、何から何までびったしなんです!


当然ヘルメットを被った上からマスクを装着すれば、通常のものではストラップが短くて長さが足りませんが、長いストラップ!・・・もちろんにことながら用意しました!

という背景によって、ガテン系マスクの「ヘルメット使用バージョン」もラインナップしていく事にいたしました・・・。

災害現場、作業現場では、水中は薄暗い環境や激しい濁りが当然想定れますので、レンズには暗所で効果が発揮されるアンバーレンズも入ってます。

言う事なしのような気がするのて゜すが・・・。

更に以前別の依頼で元々酸素吸引用に頼まれ、設計試作品まで作ってその後進展しなかった、ノーズカップ式のレギュレターと更に合わせれば燃え盛る炎と煙の中からそのまま水中に入っていく潜水行動ができるのでは・・・・。

陸上では酸素吸引用にも使えてそのまま潜水用レギュレターとして使えれば文句なしですね・・・。

口元のカップ内は空間になっているのでマイクを取り付ければ会話も可能なんです。

こちらはもう少し改良が必要ですが、近いうちに完全な製品化してみたいと思っています・・・。

というわけで、異常気象が当たり前になったこの令和の時代、やっぱりうちの商品はガテン系なんだなと痛感いたしました・・・。

来月より消費税が上がりますが、その前に、ガテン系マスク!

是非、試してみてください!



旭潜研㈱
http://asahi-scuba.jp

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