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コロナ期間で時間だけはたっぷりあったけど、お客も収入も激減というショップ・サービスさんも沢山あったと思いますが、その間を利用してご自身達で出来る事はやろうと、レンタル器材やスタッフ器材のOHなんかもご自身達で行われているところがまぁまぁあったみたいですが、どうにもならなくなってバラバラの状態で送られてくる器材がこのコロナ期間中まぁまぁありました・・・。


もうお手上げで「何とかして～」って送ってこられるのはまだ懸命だと思いますが、結局仕上がっていないのにこんなもんで大丈夫だろうと、正常じゃない状態でそのまま貸し出しちゃったり使用しちゃうところもあるようなので、今後器材原因の事故が起こらないか心配と言えば心配なのですが・・・。

そんな中で「ん～なるほど・・・」と思った1点があったので紹介します。

どんなにやっても中圧が決まらず2nが噴いちゃうとの事で、バラバラで送られてきました・・・。

かなり緑青と塩嚙みで固着箇所が多く、表面メッキも剥がれ落ちちゃってるわけですが、超音波洗浄も何回もかけてようやく緑青が落ちてきてよく見たら、ピストンのシャフト部分と先端部分が深くえぐられ傷だらけ・・・。


どう見ても工具でピストンのシャフト部分をプライヤーで挟んで引っこ抜こうとした形跡が・・・。

その際におまけに先端部分にもぶつけているのでしょう、凹みが出来ていました・・・。

これじゃ中圧止まるわけありません・・・。

お金余りかけられないと言っていましたので、部品を交換せずにやりましたよー・・・久しぶりに、研磨作業・・・。

めちゃくちゃ時間と手間かかりましたが、無地成功いたしました・・・。

御自身でやってみる！　というのは全然OKなのですが、まずは基本をしっかり覚えてからじゃないとお金も逆に掛かってしまうし、何よりも危ないですから・・・。


旭潜水技研
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