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【必需品】 潜水器材!
ようやく色々な経済活動が復帰し始めた事で、久しぶりに古くからご依頼頂いている海運会社から、那覇に入港する貨物船の船底検査とはつり作業のご依頼を頂きました。
朝早く沖縄に入港して、資材貨物をクレーン等で港に降ろしまた別の新たな貨物を積んで夜出港する間の作業中に、我々ダイバーは船底に潜って水中で求められる作業潜水を行うというダイバー業務です。
沖縄にはそれこそ多くのダイバーはいますが、単に潜れればいいという訳にはいかず、与えられた業務内容によっては本土と沖縄間の外洋航行中の船体と乗組員の安全航海に直結する、重要な部分に触れる担当業務でもあるわけですから、潜れれば誰でもいいという訳にはいかないのが企業として考える当然の部分だと思います。
責任と安全性が大きくキーワードとなる分野ですから、実績と信頼を傷付けないように肝に銘じ常に緊張しながら澱んで透明度の悪い汚い港の中で潜り黙々と作業に取り掛かります・・・。
今回はスクリュー廻りとラダー廻りの付着物の撤去作業ですが、よく見れば船体全体にぐるっと一周藻がびっしり・・・。
折角まですから本当はこれらすべて除去してやりたいところですが、出港に合わせて限られた時間内に終わらせなければならないし、先方の会社のコンプライアンスもあって誰かしら乗組員の方が現場で監督待機していないといけないという事情もあり、兎に角確実に早く終わらせてあげなければ、船がまた夜の出港するまでの間に、船から離れて上陸して買い物や食事や銀行振り込みやら乗組員たちも限られた少ない上陸の時間の中で色々やりたいこともあるでしょう・・・。
ダイバー作業監視の為に1日の貴重な時間を無駄にさせられないし、かと言って当然作業をおろそかにも出来ない・・・というジレンマとの闘いもあります・・・。
その機転や判断力も、経験値や船舶という乗り物や企業が求める概念などについての知識や理屈が分かっていると、ダイバーとしての仕事であっても色んな意味でバランスの取れる仕事を提供できるものだと心掛けているつもりです・・・。
例えば船舶や船員、港湾とは関係ないダイバーだからと言って、積み降ろし積み込みの作業で重機がひっきりなしに動き回っている現場に出入りするわけですから、一見関係なさそうに見えるダイバーでも一時的にでもその現場の作業員の一員となるのですから、安全靴とヘルメットの着用は当たり前です。
ケラマにでも潜りに行く延長線のように、ビーサンやギョサン、短パンTシャツなどで重機が動き回る港湾現場にフラフラ行くなんて、仕事に対する姿勢からして本来なら言語道断ですから、そんな社会常識も必要になってくることは声を大にして言っておかないとならないでしょう・・・。
当社では、レジャーダイビングも行いますし、ダイビング講習も行いますので、レジャー要素が全くないわけではありませんが、どちらかというとそんな業務的要素が強く前面に出ているせいか、沖縄!観光~!白い砂!青い海!カラフルなお魚たちとの触れ合い~・・・、というような非日常の観光を存分に味わいたい人達はウチからどんどん遠ざかっていきますね・・・(笑)
ですが、そんなこんなを潜水事業としての哲学として30年になりますが、おかげでありがたい事に過去に1度たりとも潜水事故やましてや死亡事故などは1度たりとも興したことはありません・・・!
恐らく、県内の中でも最も危険性の高い潜水関係を業務にしてきた一人だと思いますが、だからこそ危険性に対して特に敏感なのでしょう。
今月も、一昨日もマリンレジャーでちょっとした事故があったようですが、海は楽しいからこそ危険だという事を事業者側の方こそより思い知るべきだと思いますね・・・!
こんな事ばっかり外で言ってるから理解できないお客さんは遠のいて行くのですよ、きっと・・・(笑)
さて、作業報告書仕上げなきゃ・・・。
旭潜水技研
http://asahi-scuba.jp
朝早く沖縄に入港して、資材貨物をクレーン等で港に降ろしまた別の新たな貨物を積んで夜出港する間の作業中に、我々ダイバーは船底に潜って水中で求められる作業潜水を行うというダイバー業務です。
沖縄にはそれこそ多くのダイバーはいますが、単に潜れればいいという訳にはいかず、与えられた業務内容によっては本土と沖縄間の外洋航行中の船体と乗組員の安全航海に直結する、重要な部分に触れる担当業務でもあるわけですから、潜れれば誰でもいいという訳にはいかないのが企業として考える当然の部分だと思います。
責任と安全性が大きくキーワードとなる分野ですから、実績と信頼を傷付けないように肝に銘じ常に緊張しながら澱んで透明度の悪い汚い港の中で潜り黙々と作業に取り掛かります・・・。
今回はスクリュー廻りとラダー廻りの付着物の撤去作業ですが、よく見れば船体全体にぐるっと一周藻がびっしり・・・。
折角まですから本当はこれらすべて除去してやりたいところですが、出港に合わせて限られた時間内に終わらせなければならないし、先方の会社のコンプライアンスもあって誰かしら乗組員の方が現場で監督待機していないといけないという事情もあり、兎に角確実に早く終わらせてあげなければ、船がまた夜の出港するまでの間に、船から離れて上陸して買い物や食事や銀行振り込みやら乗組員たちも限られた少ない上陸の時間の中で色々やりたいこともあるでしょう・・・。
ダイバー作業監視の為に1日の貴重な時間を無駄にさせられないし、かと言って当然作業をおろそかにも出来ない・・・というジレンマとの闘いもあります・・・。
その機転や判断力も、経験値や船舶という乗り物や企業が求める概念などについての知識や理屈が分かっていると、ダイバーとしての仕事であっても色んな意味でバランスの取れる仕事を提供できるものだと心掛けているつもりです・・・。
例えば船舶や船員、港湾とは関係ないダイバーだからと言って、積み降ろし積み込みの作業で重機がひっきりなしに動き回っている現場に出入りするわけですから、一見関係なさそうに見えるダイバーでも一時的にでもその現場の作業員の一員となるのですから、安全靴とヘルメットの着用は当たり前です。
ケラマにでも潜りに行く延長線のように、ビーサンやギョサン、短パンTシャツなどで重機が動き回る港湾現場にフラフラ行くなんて、仕事に対する姿勢からして本来なら言語道断ですから、そんな社会常識も必要になってくることは声を大にして言っておかないとならないでしょう・・・。
当社では、レジャーダイビングも行いますし、ダイビング講習も行いますので、レジャー要素が全くないわけではありませんが、どちらかというとそんな業務的要素が強く前面に出ているせいか、沖縄!観光~!白い砂!青い海!カラフルなお魚たちとの触れ合い~・・・、というような非日常の観光を存分に味わいたい人達はウチからどんどん遠ざかっていきますね・・・(笑)
ですが、そんなこんなを潜水事業としての哲学として30年になりますが、おかげでありがたい事に過去に1度たりとも潜水事故やましてや死亡事故などは1度たりとも興したことはありません・・・!
恐らく、県内の中でも最も危険性の高い潜水関係を業務にしてきた一人だと思いますが、だからこそ危険性に対して特に敏感なのでしょう。
今月も、一昨日もマリンレジャーでちょっとした事故があったようですが、海は楽しいからこそ危険だという事を事業者側の方こそより思い知るべきだと思いますね・・・!
こんな事ばっかり外で言ってるから理解できないお客さんは遠のいて行くのですよ、きっと・・・(笑)
さて、作業報告書仕上げなきゃ・・・。
旭潜水技研
http://asahi-scuba.jp
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