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全国から送られてくるBCの修理でてんてこまいです・・・。

今までどうしてもお断りせざるを得なかったBCの修理を何とか答えられないかと思案した結果、ある程度の修理が可能となったことで依頼が殺到しています・・・。

正直まだ100%の自信はないのですが、かなり自身の技術も向上してきたのではと自負しています・・・。

レギュレターのOHと修理に関してはありとあらゆる機種をもう30年も毎日触ってきているのですから、正直目をつむってでもできます。(笑)


出来て当然ですので、私が触ると "どう仕上がるのか？" が世界で唯一のこちらの技術ですからね・・・。

人と同じ事しか出来ないのなら、30年間は無駄？・・・寝ていたのと同じですからねー・・・！

話題は変わって、以下の画像は先日依頼された1stのバラシですが、皆さんはこの画像を見て何か変だなー・・・と、違和感を感じませんか？


私は一瞬で何が行われた結果としてこちらに持ち込まれたのか分かりましたよ(笑)

内部が異常に緑青や赤錆が発生しているにも関わらず、ヨークやヨークスクリュー、1stボディのひょうめんはキレイ・・・！

一番上の画像の2ndステージに至っても外見は全然きれい・・・。

しかしホースを外してみると接続部分は塩噛み・・・緑青・・・。

これはたまーにあるのですが、部品をちゃんと一つ一つバラさず、そのまま丸ごとサンポールなどにドブ付けして簡易的にメンテしたパターン・・・。

確かに露呈している表面だけはきれいになりますが内部に行きわたらないのでオーバーホールという事には至りません・・・。

ましてやOリングやシート類は交換できていないので、このまま使用するにはちょっと危ないですね・・・。

おまけに、これは特に状態がひどすぎて内部まで洗浄が行きわたらず正常稼働しなかったので、結果的に当店に持ち込まれたのだと思います・・・。

こういった状態のものだとヤフオクやメルカリでは外見上判断出来ないので購入落札には是非気を付けてくださいね！



旭潜水技研
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