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PSP-1000 分解修理奮闘記 Part1
こんなもの、仕事の合間にちょっちょっと簡単に出来るだろうと、二つ返事で安請け合いしてしまった子供達のゲーム機 "PSP" の修理・・・。

子供達は私の事を、"修理"と名の付くものなら何でも出来ると思っているようで、何かが壊れたらまずは"父さん"!、と言う図式が完全に出来上がっている・・・。
やったこともないゲーム機の修理だったが、子供達のそんな期待も裏切れず、「まぁ、機械なんて基本的には同じようなものだろう」と、安請け合いしてしまったのだった・・・。
修理箇所は、"アナログパッド" と呼ばれるゲームを操作する為360°動くコントローラー。
そしてこのアナログパッドが、ゲーム中、突然中で何かに引っかかってしまったようで動かなくなってしまったみたいなのです。
そんなこんなで、まずはケースカバーを外してみれば分るだろうと、ケース裏側に付いてるネジ類を全て外してみるものの、中々ケースは外れない・・・。
爪かなんかで引っ掛けてるタイプかと思い、こんな時力任せにやるとプラスチックが割れてしまうので、ひとまず爪の箇所を確認しようと接合部分をグルッと見渡すが、しかし爪の箇所は見当たらない・・・。
どうも爪で引っ掛けてるタイプではなさそうだ・・・。
じゃあどこで?
と、探すが、中々その答えが見つからず、最終的にインターネットで検索してみることにした・・・。
すると、あるわあるわ、結構出てきますね!ブログなんかでの紹介や、しかもご丁寧に分解場面を動画配信している人もいて!
おかげで、問題箇所が分りました!
メーカーが、いたずらと言うか改造と言うか・・・、一般の開封防止と言う意味で、ネジ2本をステッカーの下に封印しているのが分りました・・・。
確かにそのステッカーに書かれている小さな文字をよく読んでみると、「このステッカーを剥がしてしまうとその後のメーカー補償は一切受けられない」と書かれている。
ブログや動画でも、「この封印ステッカーを外してその下のネジ2本を緩めるのは、その先あくまでも自己責任で行って下さい」と強調していた・・・。
仮にメーカーに修理に出したら、最低でも7~8000千円からの修理代は取られるようなことも書いてあった・・・。
このゲーム機、元々ばあちゃんが以前近所のスーパーの福引の景品で当たって貰ってきたものだったが、景品で当たった当時は、まだPSPというものが世の中出たばかりで、当然年寄りにしてみればその貰った機械が何なのかは全く分らないのである・・・。
そしてばあちゃん、何を貰ったのかわからないまま、帰ってきて早々、その新品のPSPを押入れに突っ込んだまま今度は忘れてしまい、そのまま3年半もの時間が経ってしまいました・・・。
ある日押入れの整理をしていて、"何これ?"って出てきた当時の新品新製品のPSP-1000は、その時点で既に型遅れとなっていましたが、新品には間違いありません。
箱を開けて物珍しそうに本体をグルリと見てみると、裏にバッテリーが入るバッテリー室の蓋がちょっと盛り上がって、本体との間に隙間が出来てるのを発見。
蓋を開けてみると、3年半も充電せずに放置していたので、元がいくら新品といえどバッテリーから液漏れを起こし、バッテリーがお餅のように膨らんで蓋を持ち上げていたのでした・・・。
もうこうなりゃ折角だからと、電気屋やゲームソフトを扱っているお店に出向くものの、交換用の新しいバッテリーはどこも扱っていない・・・、ということでインターネットで探し、オーダー!
やっと届いたバッテリーを入れて、起動!
この時初めて、PSPって、ただゲームをする為だけの機械じゃないんだと知りました・・・!
よもやゲームを楽しむだけの機械だけではなく、インターネットもできるちょっとしたコンパクトPCなんだという事が・・・。
家はたまたま無線LANが入っていたので、スイッチを入れて設定をしていると早速PSP-1000はその電波を拾い始め自動アップデートを開始し、数分後には3年半の時をものともせず、プログラムはあっという間に最新バージョンにアップデートされました。
正直、それまでお目当てのゲームをするのに、ゲームソフトというものが別途必要だということも知りませんでしたし、そのゲーム内容を保持しておく為に、デジカメのようにわざわざ記録メディアが必要なことも、恥ずかしながら実際初めて知りました・・・。
そんなテクノロジーの進化を全く知らなかったことで、触るたびに幾度の驚きと発見と困難を乗り越え、やっと今日を向かえ、今では夢中になって遊んだ子供達の手にすっかり馴染むまでになったPSP・・・。
考えてみれば、そろそろ時期的にもどこかが壊れはじめてもおかしくない時期といえば時期なのです・・・。
一時期あれだけ夢中になってPSPで遊んでいた子供達も、今ではその後、自分達のお年玉で新しく買ったDSの方に夢中になっていて、最近では本当たまーに気が向いたときだけPSPでモンスターハンターをやっているくらいです・・・。
そんな久し振りにやったタイミングで、今回のアナログパッドがいきなり壊れたようでした・・・。
機械って面白くて、毎日とか定期的とかでも一つのある一定のリズムサークルを作って使っているときは結構持ちはいいんですが、急に使わなくなったり、突然リズムサークルを変えてくると、途端に調子悪くなるんです。
ある意味人間と同じような、生活習慣やらリズムみたいなものも持ち合わせているんですよねー・・・。
冒頭で"安請け合い"と言いましたが、実は単に安請け合いしたわけではなく、そんな私にとっては斬新な世界と過程を踏んできたものを考えると、何だか思い入れがあって、壊れたから捨てるだとか、ハイ、じゃあ新しいのに買い変えましょう!というわけにはいかない気持ちもあっての事でした・・・。
でも女房から言わせると、"たかがゲーム機に一体なにをわけのわからないこと言ってるんだ!" と言うことでしたが・・・。
つづく・・・。
旭潜水技研
http://asahi-scuba.jp
子供達は私の事を、"修理"と名の付くものなら何でも出来ると思っているようで、何かが壊れたらまずは"父さん"!、と言う図式が完全に出来上がっている・・・。
やったこともないゲーム機の修理だったが、子供達のそんな期待も裏切れず、「まぁ、機械なんて基本的には同じようなものだろう」と、安請け合いしてしまったのだった・・・。
修理箇所は、"アナログパッド" と呼ばれるゲームを操作する為360°動くコントローラー。
そしてこのアナログパッドが、ゲーム中、突然中で何かに引っかかってしまったようで動かなくなってしまったみたいなのです。
そんなこんなで、まずはケースカバーを外してみれば分るだろうと、ケース裏側に付いてるネジ類を全て外してみるものの、中々ケースは外れない・・・。
爪かなんかで引っ掛けてるタイプかと思い、こんな時力任せにやるとプラスチックが割れてしまうので、ひとまず爪の箇所を確認しようと接合部分をグルッと見渡すが、しかし爪の箇所は見当たらない・・・。
どうも爪で引っ掛けてるタイプではなさそうだ・・・。
じゃあどこで?
と、探すが、中々その答えが見つからず、最終的にインターネットで検索してみることにした・・・。
すると、あるわあるわ、結構出てきますね!ブログなんかでの紹介や、しかもご丁寧に分解場面を動画配信している人もいて!
おかげで、問題箇所が分りました!
メーカーが、いたずらと言うか改造と言うか・・・、一般の開封防止と言う意味で、ネジ2本をステッカーの下に封印しているのが分りました・・・。
確かにそのステッカーに書かれている小さな文字をよく読んでみると、「このステッカーを剥がしてしまうとその後のメーカー補償は一切受けられない」と書かれている。
ブログや動画でも、「この封印ステッカーを外してその下のネジ2本を緩めるのは、その先あくまでも自己責任で行って下さい」と強調していた・・・。
仮にメーカーに修理に出したら、最低でも7~8000千円からの修理代は取られるようなことも書いてあった・・・。
このゲーム機、元々ばあちゃんが以前近所のスーパーの福引の景品で当たって貰ってきたものだったが、景品で当たった当時は、まだPSPというものが世の中出たばかりで、当然年寄りにしてみればその貰った機械が何なのかは全く分らないのである・・・。
そしてばあちゃん、何を貰ったのかわからないまま、帰ってきて早々、その新品のPSPを押入れに突っ込んだまま今度は忘れてしまい、そのまま3年半もの時間が経ってしまいました・・・。
ある日押入れの整理をしていて、"何これ?"って出てきた当時の新品新製品のPSP-1000は、その時点で既に型遅れとなっていましたが、新品には間違いありません。
箱を開けて物珍しそうに本体をグルリと見てみると、裏にバッテリーが入るバッテリー室の蓋がちょっと盛り上がって、本体との間に隙間が出来てるのを発見。
蓋を開けてみると、3年半も充電せずに放置していたので、元がいくら新品といえどバッテリーから液漏れを起こし、バッテリーがお餅のように膨らんで蓋を持ち上げていたのでした・・・。
もうこうなりゃ折角だからと、電気屋やゲームソフトを扱っているお店に出向くものの、交換用の新しいバッテリーはどこも扱っていない・・・、ということでインターネットで探し、オーダー!
やっと届いたバッテリーを入れて、起動!
この時初めて、PSPって、ただゲームをする為だけの機械じゃないんだと知りました・・・!
よもやゲームを楽しむだけの機械だけではなく、インターネットもできるちょっとしたコンパクトPCなんだという事が・・・。
家はたまたま無線LANが入っていたので、スイッチを入れて設定をしていると早速PSP-1000はその電波を拾い始め自動アップデートを開始し、数分後には3年半の時をものともせず、プログラムはあっという間に最新バージョンにアップデートされました。
正直、それまでお目当てのゲームをするのに、ゲームソフトというものが別途必要だということも知りませんでしたし、そのゲーム内容を保持しておく為に、デジカメのようにわざわざ記録メディアが必要なことも、恥ずかしながら実際初めて知りました・・・。
そんなテクノロジーの進化を全く知らなかったことで、触るたびに幾度の驚きと発見と困難を乗り越え、やっと今日を向かえ、今では夢中になって遊んだ子供達の手にすっかり馴染むまでになったPSP・・・。
考えてみれば、そろそろ時期的にもどこかが壊れはじめてもおかしくない時期といえば時期なのです・・・。
一時期あれだけ夢中になってPSPで遊んでいた子供達も、今ではその後、自分達のお年玉で新しく買ったDSの方に夢中になっていて、最近では本当たまーに気が向いたときだけPSPでモンスターハンターをやっているくらいです・・・。
そんな久し振りにやったタイミングで、今回のアナログパッドがいきなり壊れたようでした・・・。
機械って面白くて、毎日とか定期的とかでも一つのある一定のリズムサークルを作って使っているときは結構持ちはいいんですが、急に使わなくなったり、突然リズムサークルを変えてくると、途端に調子悪くなるんです。
ある意味人間と同じような、生活習慣やらリズムみたいなものも持ち合わせているんですよねー・・・。
冒頭で"安請け合い"と言いましたが、実は単に安請け合いしたわけではなく、そんな私にとっては斬新な世界と過程を踏んできたものを考えると、何だか思い入れがあって、壊れたから捨てるだとか、ハイ、じゃあ新しいのに買い変えましょう!というわけにはいかない気持ちもあっての事でした・・・。
でも女房から言わせると、"たかがゲーム機に一体なにをわけのわからないこと言ってるんだ!" と言うことでしたが・・・。
つづく・・・。
旭潜水技研
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