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コロナウィルス!ダイビング器材が危ない・・・
ダイビング器材のオーバーホール・・・、もくもくと一人での技術系の業務だから・・・と、コロナとは決して無縁とはいきません・・・。
ひょっとしら対面会食よりも場合によっては感染リスクは高い可能性もあります・・・。

特に2nd Stage を扱う場合は細心の注意を払いながらの作業を強いられます・・・。
もし無反応であっても陽性反応のある方がもし使用していた器材の場合、マウスピースを口に咥えて呼吸経路となっている2nd Stage内は唾液と共に内部には確実にウィルスが飛散し付着しています・・・。
もしリブリーザーの場合でしたら最悪でしょう・・・、ループ内の蛇腹溝の間からカウンターラング内、キャニスター内部に至るまで、閉鎖回路ですから呼吸経路内全てがウィルスの温床となっていることは間違いありません。
オープンにせよクローズドにせよ、どこにも触れず分解することは不可能ですし、それに使われる工具類、設備や洗浄機械のスイッチを入れるために触るボタン類、グリス、Oリング・・・、数えだしたらきりがありません・・・。
現在当社では、作業用のゴム手袋をはめて毎日の作業に至っていますが、微妙な指先の間隔や感触が分かりづらいので一苦労しています・・・。
また次の工程に移る際や戻る際に、そこを触っていた手袋は慎重に裏返して外しその都度捨て、また新しい手袋をはめなおして・・・と、その繰り返しですから経費もかなりかさむようになりましたし、時間もかかります・・・。
万一気を緩めて、作業の途中その手で顔を触ってしまったり目でも擦ろうものなら・・・。
今や作業中は戦いで、一切の気を緩められない状態です・・・。
オーバーホール作業にそんなリスクがある事に気が付いたのは、奇しくも大分後になってからのことだったのですが、OHの為に器材を持ち込まれたあるお客さんから、実は昨年自分がコロナにかかってしまったと聞かされ取り巻く環境と現状を聞かされたことでハッとしました・・・。
ダイビングショップも大変ですが、特にレンタル器材のレギュレターなどは表面的なマウスピースだけじゃなく、2ndの内部に唾液と共に入り込んでいるものは、洗い桶の水洗いだけではとても解消できないでしょうから、皆さんどのような対策をされているのかとても気になります・・・。
当社では器材のオーバーホールでのコロナ感染予防対策として、昨年から洗浄液をそれまでの科学的洗浄液から酸洗浄に変えました。
酸は薄める比率がちょっと難しく、強いので比率を間違えると表面メッキを剝がしとってしまうなど痛めてしまうので、使い慣れていないとリスクもあるのですが、殺菌作用はダントツなので、当社では超音波洗浄機でブレンドした酸で1度フル洗浄した後、水で流し、更に酸素クリーニング時に使う、これもまた殺菌作用の強い別の2液を使い2度洗いした後、仕上げで紫外線を発生させる特殊乾燥機で紫外線殺菌まで行い、3度の殺菌作業を行った後に組み上げセッティングを現在行っています。
さすがに作業にかかる時間は以前の3倍かかるようになってしまいましたが、お客さんの「安全」と「安心」を作業の本質と最大のスローガンに掲げてこれまで20年以上もオーホールをやってきましたので、この先もまだまだ業務を健全に続けていくうえでも「今だからこそこんなことまでをやることが大切で必要」だと感じています。
何もまだ解明されていないウィルスですから、やってやり過ぎという事はないはずです・・・。

出来ることは何でもやりますし、やれる事は全てやっておかないと後味が悪いというか気が済まないという性格でもありますし・・・。
なにわともあれ、そこまで除菌殺菌対策をしておけば、あとは心置きなく心配しないでいつも通り組み上げ作業、セッティングに取り掛かれるので、こちらも精神的身体的にも安心ですからね・・・。
これだけ全国で、世界的にも感染者数が増えている訳ですから、必ずいつかどこかで業務上でも接点がもたれる事でしょう・・・。
逃げ回っているだけでは向上しないので、対策対応を積極的にしながら受け入れ乗り越えていきたいですね・・・。
旭潜研㈱
http://asahi-scuba.jp
ひょっとしら対面会食よりも場合によっては感染リスクは高い可能性もあります・・・。
特に2nd Stage を扱う場合は細心の注意を払いながらの作業を強いられます・・・。
もし無反応であっても陽性反応のある方がもし使用していた器材の場合、マウスピースを口に咥えて呼吸経路となっている2nd Stage内は唾液と共に内部には確実にウィルスが飛散し付着しています・・・。
もしリブリーザーの場合でしたら最悪でしょう・・・、ループ内の蛇腹溝の間からカウンターラング内、キャニスター内部に至るまで、閉鎖回路ですから呼吸経路内全てがウィルスの温床となっていることは間違いありません。
オープンにせよクローズドにせよ、どこにも触れず分解することは不可能ですし、それに使われる工具類、設備や洗浄機械のスイッチを入れるために触るボタン類、グリス、Oリング・・・、数えだしたらきりがありません・・・。
現在当社では、作業用のゴム手袋をはめて毎日の作業に至っていますが、微妙な指先の間隔や感触が分かりづらいので一苦労しています・・・。
また次の工程に移る際や戻る際に、そこを触っていた手袋は慎重に裏返して外しその都度捨て、また新しい手袋をはめなおして・・・と、その繰り返しですから経費もかなりかさむようになりましたし、時間もかかります・・・。
万一気を緩めて、作業の途中その手で顔を触ってしまったり目でも擦ろうものなら・・・。
今や作業中は戦いで、一切の気を緩められない状態です・・・。
オーバーホール作業にそんなリスクがある事に気が付いたのは、奇しくも大分後になってからのことだったのですが、OHの為に器材を持ち込まれたあるお客さんから、実は昨年自分がコロナにかかってしまったと聞かされ取り巻く環境と現状を聞かされたことでハッとしました・・・。
ダイビングショップも大変ですが、特にレンタル器材のレギュレターなどは表面的なマウスピースだけじゃなく、2ndの内部に唾液と共に入り込んでいるものは、洗い桶の水洗いだけではとても解消できないでしょうから、皆さんどのような対策をされているのかとても気になります・・・。
当社では器材のオーバーホールでのコロナ感染予防対策として、昨年から洗浄液をそれまでの科学的洗浄液から酸洗浄に変えました。
酸は薄める比率がちょっと難しく、強いので比率を間違えると表面メッキを剝がしとってしまうなど痛めてしまうので、使い慣れていないとリスクもあるのですが、殺菌作用はダントツなので、当社では超音波洗浄機でブレンドした酸で1度フル洗浄した後、水で流し、更に酸素クリーニング時に使う、これもまた殺菌作用の強い別の2液を使い2度洗いした後、仕上げで紫外線を発生させる特殊乾燥機で紫外線殺菌まで行い、3度の殺菌作業を行った後に組み上げセッティングを現在行っています。
さすがに作業にかかる時間は以前の3倍かかるようになってしまいましたが、お客さんの「安全」と「安心」を作業の本質と最大のスローガンに掲げてこれまで20年以上もオーホールをやってきましたので、この先もまだまだ業務を健全に続けていくうえでも「今だからこそこんなことまでをやることが大切で必要」だと感じています。
何もまだ解明されていないウィルスですから、やってやり過ぎという事はないはずです・・・。
出来ることは何でもやりますし、やれる事は全てやっておかないと後味が悪いというか気が済まないという性格でもありますし・・・。
なにわともあれ、そこまで除菌殺菌対策をしておけば、あとは心置きなく心配しないでいつも通り組み上げ作業、セッティングに取り掛かれるので、こちらも精神的身体的にも安心ですからね・・・。
これだけ全国で、世界的にも感染者数が増えている訳ですから、必ずいつかどこかで業務上でも接点がもたれる事でしょう・・・。
逃げ回っているだけでは向上しないので、対策対応を積極的にしながら受け入れ乗り越えていきたいですね・・・。
旭潜研㈱
http://asahi-scuba.jp
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