新着情報
Mares用オリジナルTOOL作ってみました・・・
先日、2年に一度のMaresのエキスパート資格の更新を済ませてきました・・・。
今回から今まで使用してきた「エキスパート」という名称から、「サービステクニシャン」という呼び名に変わり、初めてオンラインアップデートセミナーと言う形を取りました・・・。
そんなMaresの話題で・・・。
Maresの2ndステージに付いているエグゾーストバルブ(排気弁)は、かなり穴径にぴったりのサイズでバルブが入り込んでいて、更にバルブがダイビング中外れない様に "返し" が付いてるのですが、その返し部分がちょっと広く大きいのと、またシリコンが硬いので取り外すときに丁寧にコツを使って外さないとその返し部分が千切れてしまいます。
確かMaresも含め、どこのメーカーの資格講習でも、OH時にその2ndの排気弁を取り外したほうがいい事を推奨しているところはどこも無かったと思います・・・。
というのも、メーカーの資格講習は主に構造と仕組み、新しい技術の紹介と教示が主立っているので、あくまでも理想通りであり現場レベルでの実践品とはまた別次元なんですね・・・。
塩嚙みしていないし、緑青発生していないし、錆びてないし、砂嚙みしていないし、材質の経年劣化などもしていないし・・・と、実際の現場レベルでの取り組みとサービスはある程度解離しています・・・。
そんな実践品のOHにおいて、私はこの20年以上、排気弁は必ず外してのOHを行っています・・・。
拘りと言えば拘りなのかもしれませんが、排気弁とボディ側との接触点付近にはやはりゴミだの塩だのが溜まり、ほっとくと金属製ならその内錆びてきたりメッキが剥がれてきたりして、排気弁との接触点の間に微妙なデコボコや隙間ができたりして、ダイビング中水が浸入して来たり、快適な吸気パフォーマンスが得られなくなります・・・。
なので、Mustではないのでしょうが、当店では私としてはずっとそんな施工はしてきています。
しかし、その取り外し方に各メーカー品それぞれコツがあるんですね・・・。
それが分からないと大抵の方だと恐らく外す時にちぎってしまうのではないかと思います・・・。
そんな小技を使って長い事やってきましたが、なぜか今頃になってふと、そんなリスキーな取り外しをわざわざしなくても、ツールを作ったらどうだろうかと思い、この年末の忙しい時に突然作ってみたくなり、そして実際作ってみました・・・。
なんだー・・・こんな単純で簡単な事だったのかと改めて笑えて来ました・・・。
かなりの時短とリスクヘッジになりました・・・。
大したことではないのですが、単純と言えこんな道具は世界中どこにも売ってないし、考えた人もいないでしょう・・・。
そんなモノや構造を考え実際作り出してみて実践で使える・・・。
私みたいな者にとっては正に一石二鳥の日常ですね・・・。(笑)
旭潜水技研
http://asahi-scuba.jp
今回から今まで使用してきた「エキスパート」という名称から、「サービステクニシャン」という呼び名に変わり、初めてオンラインアップデートセミナーと言う形を取りました・・・。
そんなMaresの話題で・・・。
Maresの2ndステージに付いているエグゾーストバルブ(排気弁)は、かなり穴径にぴったりのサイズでバルブが入り込んでいて、更にバルブがダイビング中外れない様に "返し" が付いてるのですが、その返し部分がちょっと広く大きいのと、またシリコンが硬いので取り外すときに丁寧にコツを使って外さないとその返し部分が千切れてしまいます。
確かMaresも含め、どこのメーカーの資格講習でも、OH時にその2ndの排気弁を取り外したほうがいい事を推奨しているところはどこも無かったと思います・・・。
というのも、メーカーの資格講習は主に構造と仕組み、新しい技術の紹介と教示が主立っているので、あくまでも理想通りであり現場レベルでの実践品とはまた別次元なんですね・・・。
塩嚙みしていないし、緑青発生していないし、錆びてないし、砂嚙みしていないし、材質の経年劣化などもしていないし・・・と、実際の現場レベルでの取り組みとサービスはある程度解離しています・・・。
そんな実践品のOHにおいて、私はこの20年以上、排気弁は必ず外してのOHを行っています・・・。
拘りと言えば拘りなのかもしれませんが、排気弁とボディ側との接触点付近にはやはりゴミだの塩だのが溜まり、ほっとくと金属製ならその内錆びてきたりメッキが剥がれてきたりして、排気弁との接触点の間に微妙なデコボコや隙間ができたりして、ダイビング中水が浸入して来たり、快適な吸気パフォーマンスが得られなくなります・・・。
なので、Mustではないのでしょうが、当店では私としてはずっとそんな施工はしてきています。
しかし、その取り外し方に各メーカー品それぞれコツがあるんですね・・・。
それが分からないと大抵の方だと恐らく外す時にちぎってしまうのではないかと思います・・・。
そんな小技を使って長い事やってきましたが、なぜか今頃になってふと、そんなリスキーな取り外しをわざわざしなくても、ツールを作ったらどうだろうかと思い、この年末の忙しい時に突然作ってみたくなり、そして実際作ってみました・・・。
なんだー・・・こんな単純で簡単な事だったのかと改めて笑えて来ました・・・。
かなりの時短とリスクヘッジになりました・・・。
大したことではないのですが、単純と言えこんな道具は世界中どこにも売ってないし、考えた人もいないでしょう・・・。
そんなモノや構造を考え実際作り出してみて実践で使える・・・。
私みたいな者にとっては正に一石二鳥の日常ですね・・・。(笑)
旭潜水技研
http://asahi-scuba.jp
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。